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今日はクリスマスだってな。

知ってるか? クリスマスって。

シャンパン飲んでセクロスする日なんだぜ?

あちこちの家がギシギシ揺れまくる日でもあるんだぜ?

マジファッキューだと思わねぇか?

こんなんじゃ、死んだサンタクロースも浮かばれねぇよな。ケケケッ!
 
とりあえず、好き放題書いて満足したから、次のヤツに渡すぜ。

せっかくだし、クリスマスなのに一人寂しくオナって過ごしてる

コトネにでも回してやるか。ケケケケケッ。
 
 

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こんにちはなのです。

セシリーという者が、わらわにも書いてみるようすすめてくるので、

ちょっと試しに覗いてみることにしたのです。
 
…………。
 
ふむ、ふむ。

リュアナにユーキにエスト……

姉さまにもたくさんのクラスメイトがいるのですね。

姉さまも毎日楽しそうにしているし、お父さまも昔通っていたというし、

わらわももっとここに入りたくなったのです。
 
すれ違う人がみんな、わらわの目ではなく、

ちょっと上の方ばかりを見ているのが引っかかるのですが。
 

あ、そうでした。知らない人に自己紹介をしなくてはならないのでした。
 
わらわはセンシア姉さまの妹で、

クーデルカ・リンドルフというのです。

このぬいぐるみはボンデンバーグと言って、

誕生日に姉さまがプレゼントしてくれたのです。

寝るときもいつも一緒なのですよ。
 
姉さまはとってもすごい人なので、

わらわも姉さまのようになりたいと思い、

頑張って勉強しているところなのです。
 
わらわはもう魔王にはなれないと思うのですが、

それでもいつか、姉さまのお手伝いができれば良いと思います、
 
来年は必ず、このトリニアス学園に入学するので、

留年の予定のある人は、よろしくお願いするのです。
 

それでは、またこの本をセシリーに返すのです。
 

改めまして、こんにちは。

セシリー・ブルムクヴィストと申します。

なんだか巷では、

とってもダークネスな女……みたいに言われてますけども、

まったくもってそんなことはありませんよ?
 
本当はとっても白くて、純なんです。
 
自己アピールは好きではないので、

できればしたくはなかったんですけど……

誤解されたままなのはすこし心外でしたので、

こちらに書かせていただきますね。

あと、それと……

あんまり「黒い、黒い」って言われると、

いくら私でも、ちょびっとだけ怒っちゃいますよ?

ほんのちょびっとだけですけど……
 


閑話休題。

そう言えば、フィルちゃんの日記を見ててふと思ったんですけど、

フィルちゃんと私は「姉妹」なんじゃないかーって思った方、

いらっしゃいますか?

確かにフィルちゃんは私のことを「セシリーお姉ちゃん」って

呼んでますけど、

本当の姉妹……と言うわけではないんです。

この呼び名は、フィルちゃんが小学生くらいのときに、

仕事が忙しいフィルちゃんのお母さんに代わって、

家事をしていたことがあって……

そのときにいつの間にか定着したものなんですよ。実は。
 
お菓子やケーキを作るようになったのも、ちょうどその頃でしたね。

とあるクリスマスの夜に、その日もフィルちゃんは家に一人で……

なんとかフィルちゃんを喜ばせてあげたいって思って、

クリスマスケーキを作ってみたんです。

見よう見まねで頑張ってはみたんですけど、

初めて作ったケーキはお世辞にも上手な出来ではなくて……

それでもフィルちゃんは「おいしい、おいしい」って

言ってたべてくれたんですよ。
 
そのときに見たフィルちゃんの顔がとっても嬉しそうで……

とびっきり眩しいそんな笑顔がまた見たくて、

それからフィルちゃんのためにお菓子やケーキを作るようになったんです。

すこし、懐かしいお話……ですけどね。ふふっ。
 

さて次は誰に渡そうかしら……あら?

あれはクーデルカさん。また学園にまで遊びにいらしたのかしら。



はうう~、さくじつチマさんのほうからご紹介にあずかりました、

フィルミリア・ハウル・オーキュペテー・パパサナスィウ(以下略)

こと「はうちん」です。

ボクの名前がとても長くて言いにくいって理由から、

クラスのみんなからは「はう子」とか

そんな風に呼ばれているのです。はう。

できれば、ちゃんと本名で呼んで欲しいのです……

あ、別にこれは、クラスのみんなに言ってるわけじゃないですよ?
 


まぁ、それはいいとして。

意外とみんなに知られてないことをいくつか書いてみたいのです。
 
実はですね、ボク、こう見えても機械をいじるのが

すごく得意なんですよ。

パソコンを一から自作することくらいよゆーですし、

つかなくなったテレビくらいなら、

ボク一人で修理することだってできるんですよ?

えっへん。

どうです? すこしはボクのこと見直しましたか?


後はですね、恋愛についても自他共に認めるスペシャリストなんで、

いろんな人から相談を受けたりするんですよ~。

この前だって、隣のクラスの女の子に

「好きな彼があたしになかなか振り向いてくれないの」

って相談されたんで、バシッとこう言ってあげたんですよ。

「そう言うときは、教室に入ってきたところをいきなり押し倒して、

なにも言わずにズボンを脱がし、そのそそり立つ肉b

はう~、

いきなり書いた文章の上から線ひかれちゃいました~。

セシリーお姉ちゃんひどいですよぉ~。

なんだかよく分かんないんですけど、

お姉ちゃんが度を超したニコニコ顔で

「もうその辺でやめておいたほうがいいわよ。フィルちゃん」って

言っているので、

今日はおとなしく、お姉ちゃんの言うとおりにするのです~。はうう~。

それじゃあ、このままセシリーお姉ちゃんに交換日記を渡すのです。

よろしくお願いしますなのです!


みなさまお待ちかね。

スーパーウルトラミラクル美少女チマ様の

こうかん日記タイムだよ~ん☆ミ

んふふ~、まちこがれすぎて、まくら泣きぬらしちゃった?
 
そうだよね、そうだよね。

だってチマちゃん、スーパーアイドルだもんね。

飛ぶ鳥だって落としちゃうほど大人気な、

歌っておどれるサイケデリックガールだもんね。

にゅふふふふ。あたしくらいラヴリーだと、

サイケデリックの意味なんか知らずに、

テキトーに使っちゃってたとしても許されちゃうもんねぇ~。
 
とゆーわけで、場の空気もイイ感じにあったまったことだし、

チマちゃんのスペシャルでありがたいお言葉を、

今日だけとくべつにいくつか聞かせてあげるね。

感謝しないさいよ?



■チマちゃんの名言集
 
「生まれた瞬間にすでにマイクを持っていた」
 
「あたしはアイドルじゃない。アイドルがあたしなんだ」
 
「ファンが多すぎて大さわぎになるから、路上ではぜったい歌わない」
 
「あたしの守り神はあたしだと思う」
 
「一歩あるいただけで、三人のファンにサインを求められる」
 
「あたしはいつまでもアマチュアでいたい。だって、

プロになったら自由に歌えないじゃん」
 
「歌ってるあたしの姿は、ヴィーナスすらもしっとする」
 
「あたしの前に道はなく、あたしの後ろにも道はない」
 
「あたしの生き様が歴史になる」
 
「アリッサはもっと評価されていい。いまどきルーズソックスなんて、

あたしにもはけない」
 
「毎日がスペシャルだって感じられるあたしは、

世界でいちばんの幸せもの」
 
「あたしをバカにする人はみんな、あたしにしっとしているだけ」
 
「ゆーきのおしりはデカイね。思わずけり上げたくなる」
 
「おっぱいなんてただのかざり。ムダがないほうがカッコイイ」
 
「ほんきを出せば、あたしのむねはセシリーよりも大きくなる」
 
「そんざい感がなきゃ意味がない。

みんなのきおくに残らないなんて死んでるのと変わらない」
 
「本当の天才は大バカのふりもできる」
 


んふふ~、どうどう? あたしってばちょースゴイでしょ?

ホントーはもっといっぱい語りたいけど、

ページがなくなってきたからこの辺でオシマイにしてあげるっ。

そんじゃ、次はだれにまわせばいいのかな?

あっ、すぐ近くにはうちんがいるし、

とりあえずはうちんにわたしておくね。ばははーい!

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